






『くらやみに、馬といる』河田桟
¥945 税込
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ウマに惹かれて、与那国島へ
【ウマと10年間つきあった作者が紡ぐ
世界のはなし】
作者の河田桟さんが探求してきた、ウマとのコミュニケーション方法を綴るカディブックスの本。
一連のシリーズのなかで、実は当店店主が最も心を揺さぶられたのが、こちらの『くらやみに、馬といる』です。
他のひととのおしゃべりは得意でないけれど、
どうぶつや植物と向き合う時間はくつろげる。
特にそんな方は、響くことばと出合えるはずです。
本棚に収納しやすい、文庫本サイズのケース入り。
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与那国島でカディと暮らしはじめて十年が経とうとしています。
日々の暮らしのなかで私がひときわ大切にしている日課が、
夜明け前のくらやみの時間をカディと過ごすことです。
馬といるくらやみに身を置いているうち、
一滴一滴したたり落ちてきた言葉の断片を集めたのがこの本です。
前作までの『ウマと話そう』シリーズは、
馬と人のコミュニケーションにフォーカスした本でした。
実用の書というにはずいぶん受動的でぼんやりしていたと思いますが、
やはりひとつの目的に光を当てていたので、
そこからこぼれるものがあるように感じていました。
ですから本書は『はしっこに、馬といる』の続編ではなく、
そのうしろ側みたいな位置にあると言えばいいでしょうか。
前作までを「昼の世界」とするなら、これは文字通り「夜の世界」の話です。
このような内向きで個人的な文章を
いったいどなたが読んでくださるのかいぶかしく思いつつ、
それでもこの道を通らないわけにはいかないんだよなあ、
という奇妙な感覚に包まれながらこのちいさな本を作りました……
(「あとがき」より)
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〈目次〉
馬たちの夜の世界
くらやみの景色
耳をひらく
じっとしている
異種のともだち
ささやかな了解
輪郭が変わる
終わりにいる場所
ふたたび出会う
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【河田桟(かわた さん)/profile】
ライター・インタビュア・編集者。
書評・インタビュー等を中心に執筆・編集にたずさわる。
2009年、馬と暮らすために与那国島へ移住。
著書に『馬語手帖』(カディブックス、2012年)、『はしっこに、馬といる』(2015年)、『ウマと話すための7つのひみつ』(偕成社、2022年)がある。
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文と写真:河田桟
出版社:カディブックス
発売日:2019年10月20日
ページ数:120頁
サイズ:A6変形版/(約)横10.3×縦15×厚み0.8cm
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